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2020年10月20日
広大地補正と地積規模の大きな宅地

 

 

 熊谷先輩       山田後輩

 
:この駐車場について考えてみよう。以前、こういう形状の駐車場がわざわざ作られるケースがあったんだけど、どうしてかわかる?
 
:え?収入を得たいからではないんですか。
 
:それもあるけど、相続税対策ということも考えられるね。平成29年まで「広大地補正」ってあったのを覚えているかい。
 
:ええ。開発道路が入るような土地は、随分安くなったもんですよね。あ。
 
:そう。気付いたようだね。角地だとここの場合路地状開発が可能になるから、広大地補正はアウトの可能性が高くなり、それで宅地を一方路で縦長形状の評価単位にしたんじゃないかな。
 
:確かに、そうかもしれませんね。でも、こんな帯状の駐車場、単独としては使いにくいですよ。それでも、別評価という事になるんですか。
 
:違和感はあるかもしれないけど、通達と裁判所判断に沿って考えると、そうなるね。片方が宅地なので、地目別評価の原則(評価通達7)の例外には該当しないから(前回参照)
 
:今はもう、規模格差補正に代わっているから、一体評価した方が有利かもしれないな。路線価を調べて、計算してみよう。
 
参考:評価単位判定事典(日本法令)ケース004