「ひっつきむし」とは、通りがかった動物(人間含む)などの体にくっつく、植物の種(または実)の総称のようです。
そばの実のようなもの、1cm程度の棘状のもの、ひっつきむしにはいろいろありますが、仕事柄けっこう厄介な思いをさせられることがあります。
雑種地をひとしきり調査し終え、道路に出てきてふと気付くと、ズボンと靴がひっつきむしだらけという事もあります。とくに靴紐に小さいひっつきむしがつくと、取るのがもう大変です。
「やられた!ひっつきむしめ!」などと怒ってみせますが、本当はそういうのも結構楽しんでいます。
写真の「ひっつきむし」は、王道とえる部類ではないでしょうか。子供のころ友達と投げ合ったりした記憶がある方も多いのではないでしょうか。
なんだか久しぶりに出会ったような気がして、少しうれしくなって撮影しました。埼玉県さいたま市大宮区、大宮西高校の近くにて撮影。
