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2013年09月02日
どんぶり一杯の真水で①

 私の祖父は、旧帝国海軍の軍人でした。

 

 私が幼少のころ、ですから祖父の生前、よく近くの銭湯(大宮にもわずか30年ちょっと前はたくさんありました)、に連れて行ってもらったのですが、そこで真水の大切さをよく聞かされたものです。

 

 艦艇に積載できる真水の量は限られているので、航海中は真水は貴重品だったらしいのです。確かにそういうものなのでしょう。

 

 ですから真水で体を洗う事は、なんだか贅沢というか、勿体ない事というか、そんな行為だったようで、幼少の私がじゃぶじゃぶお湯を浪費しているのを見ると、たしなめられながらよくこんな話をしてくれたものです。

 

 曰く、「おれはどんぶり一杯の水で体を洗っていた。頭の先から足のつま先までだ。」と。

 

 賢い子なら、ここで「普段は当たり前のように使っているものの有り難さを学び取る」といったところなのでしょうが、いかんせん幼少の私は、まあ、…ややアレで、そんな子だったものですから、教訓などを学び取る由もなく、「おれもどんぶり一杯で体を洗うのに挑戦する!」となったわけです。つづく。